◆ダニエル・ゲーデ Daniel Gaede /ヴァイオリン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団前コンサートマスター
ベルリン・バロック・ゾリステン音楽監督
読売日本交響楽団前コンサートマスター
1966年ドイツ、ハンブルクに生まれ、6才よりヴァイオリンを始める。
83年ドイツ国内コンクール第1位、及びカール・フレッシュ国際コンクール優勝。
1986年にはクラウディオ・アバドの主宰するヨーロッパ・ユースオーケストラのコンサートマスターに就任、1991年~94年までベルリン芸術大学で教鞭をとり、2000年以降はニュルンベルク音楽大学ヴァイオリン科主任教授に就任。1994年から2000年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、及びウィーン国立歌劇場管弦楽団でコンサートマスターを務めた。2013年から3年間は読売日本交響楽団のコンサートマスターにも就任。現在はウィーン・ピアノ五重奏団、ゲーデ弦楽四重奏団、ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団及びメランデ・ピアノ三重奏団など、多彩なコンサート活動の傍ら積極的に後進の指導にあたり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者達で編成されるベルリン・バロック・ゾリステン音楽監督も務めている。また、"東日本大震災で被災した人々に寄り添いたい"との希望から、兄弟、妻、家族、友人たちと共にこれまで9回東北を訪問し、学校や病院、地域センター等で100回以上のボランティア・コンサートも行っている。日本での活躍は目覚ましく、霧島国際音楽祭や軽井沢国際音楽祭の審査員として毎年来日し、多くの若い演奏家を育てる傍ら演奏活動も積極的に行っている。2018年にはNHK制作の「奇跡のレッスン」に出演し、公立中学校の弦楽クラブの生徒を指導し、その優れた指導法が多くの視聴者に大きな驚きと感動を与え続けている。